たくさんのご応募、
誠にありがとうございました。
応募作品数2,572点の素晴らしい作品
の中から厳正な審査を行ない、選ばれた入賞作品を発表いたします。
選評:審査員長 吉村 達也氏
※当サイトに掲載されている写真・テキスト等を無断で複製・転載することを禁じます。
最優秀賞
「 雪舞う 」
露崎活人
撮影場所:鵜の首橋
<選評>
最優秀賞は、佳作が多く最後まで悩みましたが、これまでの類似作が無い [雪舞う]を選ばせていただきました。
雪景色の写真ですが、積もった雪景色の作品が多い中、降りしきる雪を上手くとらえてますね。写真では、なかなか降る雪は写しにくいものですが、素晴らしいです。
おそらく弱いストロボを適切に光らせてると思います。
写真から寒さと静けさを感じます。
作品にとって、モチーフを発見する目線が大切であり、他の人と違う個性をどう表現していくかが重要課題だと思います。そういった点で、有名写真撮影スポットで無い場所で、あえて、この絵を作ったこの作者に拍手を送りたいと思います。これからも独自の視点での作品を期待します。最優秀賞おめでとうございます。
豊田ミュージック賞
「 加速 」
原田真志(Fate)
撮影場所:挙母神社
<選評>
音楽に関しての応募作品が少なかった今回のコンテストでした。
そんな中、挙母っ子の生きがいで丸挙母祭りの写真から選ばせていただきました。
挙母神社の曳き出しの喧騒と過ぎ去って行く、お囃子の音が写真から感じられますよね!
限られた撮影場所の中で、邪魔なものも入らず、砂煙までとらえた秀作だと思います。
豊田スポーツ賞
「 桜の下ではじめのいっぽ 」
水澤佐知子
撮影場所:豊田市枝下用水路沿い桜並木
<選評>
やわらかい光線と色調の写真で、子供たちの歓声と元気が写真から届いてくる写真。
映画スタンド・バイミーをふと思い出すような気がします。
この子供たちの友情が、いつまでも続いてくれれば良いなぁと願います。
技術的にも適切なシャッタースピードと絞りで絶好の一瞬をうまくとらえてる写真だと思います。
豊田キッズ賞
「 はじめまして、これからよろしくね 」
松山有紀
撮影場所:豊田市の産婦人科
<選評>
生まれたばかりの、弟(妹かな)をやさしい目で見つめるお姉ちゃんの優しいまなざしを、柔らかい光の中で上手にとらえてますね。
きっと家族のアルバムに永遠に残る素敵な写真です。
可愛いなあって声が聞こえてきそうです。
豊田パーク賞
「 笑顔が集う公園 」
河合孝
撮影場所:豊田市鞍ヶ池公園
<選評>
綺麗に染まった夕空をバックに、公園を楽しむ多くの人の群像が、シルエットで、いいタイミングで、とらえられてますね。それぞれの人の動きが沢山のストーリーを奏でているように感じられます。
豊田ハッピー賞
「 昼下がりのじゃれあいっこ 」
山野辺杏菜
撮影場所:西山公園
<選評>
モッコウバラの花言葉通り、幼い頃の幸せな時間が笑顔とともに写真から伝わってきますね。
撮影用にオシャレしたんでしょうか?そっくりなご兄弟の笑顔が素敵で、見る者もハッピーにさせますね。
技術的にも浅い絞りを選び、前ボケを上手に入れることで平面的になりやすい子供の写真に奥行きを表現しており、露出も適正で確かな技術を感じます。
足助賞
「 燃える秋 」
中村哲也
撮影場所:香嵐渓
<選評>
香嵐渓は昔からの紅葉の名所で、撮りつくされた感がある撮影地ですが、
そんな定番中の定番の待月橋を紅葉した枝を夕方の斜光線で前ボケを生かし上手くとらえましたね。
真っ赤でない、これから最盛期に向かう黄色の紅葉がかえって幸いしたと思いますよ!
手前のカップルの処理などがもう一段出来ていたら、もっと上位に入っていた写真だと思います。
稲武賞
「 天の川牧場 」
森山想一郎
撮影場所:茶臼山高原
<選評>
星空もきれいな豊田山間部ですが、微光の状況下で、星と牛をうまくまとめて撮りましたね。
天の川も美しくとらえ、牧草の上で眠る牛たちの配置もイイですね。
フィルム時代の低感度では写せなかった、デジタル時代ならではの作品です。
これも往年のピンクフロイドの名作レコードジャケットを彷彿させる牛です。
[審査員長]
吉村 達也(よしむら たつや)氏
1959年愛知県豊田市生まれ
大阪芸術大学写真学科卒業
カメラの店白樺代表取締役
撮影の技術&知識はもちろん、長年の販売に携わり、ハード&ソフトのノウハウを持つ。1980年ミノルタフォトサロンにて個展開催。風景・人物・祭り等幅広いジャンルを撮影。2001年フォトマスター認定試験第1回で、最上位EX/3部門総合資格を獲得。
現在63歳。ツーリズムとよた理事。
「豊田フォトコンテスト」は「豊田市での写真」をテーマに開催されている、誰でも参加できるフォトコンテストです。
豊田市は、愛知県の真ん中に位置する人口約42万人の都市です。豊かな自然環境に恵まれ、公園やスポーツ施設、歴史的建造物、文化施設、美術館等の見所もたくさんあります。そんな豊田市の魅力を、もっと知っていただくためにフォトコンテストを企画しました。
人と人が顔を合わせなくてもつながることができる現代だからこそ、写真を通じて人や街にもっと触れ、新たなつながりを生み出すきっかけとなればと思います。そして、写真を撮ることで自身が体験したことを実感し、周りの人と共有することで思いや共感が広がり、豊田市の魅力を多くの人に知ってもらうことを目指しています。
豊田市の四季の美しい風景や、訪れた時の友人や家族との思い出、風情や交流、祭りや行事の時間、などみなさんの好きな「豊田市」をお送りください。
ワクワクしながら、豊田市の、ひと、まち、もの、を撮影してください。
豊田市のファンが増えれば嬉しいです。皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております。
[主催] とよたコンシェルジュ TOYOc(とよしー)